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メディア専門演習 「Create with AI」

メディア専門演習 I・II「ビジュアルコミュニケーション」

本授業は,生成AIを活用した創造的表現の基礎を学ぶことを目的とし,Adobe Photoshop,Illustrator,Firefly などのツールを用いて,視覚的なアイデアの具現化やデザイン制作に取り組みます.
AIとの協働を通じて,新たな発想や表現の可能性を探ります.

担当教員:菊池 司

教室:未定(決定次第,情報を更新します)


授業概要

生成AIはディープラーニング技術を基盤とし,画像生成や編集,発想支援など多様な創作支援を可能にする新たなツールです.
本授業では,PhotoshopやIllustrator,Fireflyを活用し,AIとの協働による制作手法を実践的に学びます.

技術の進化により変化する表現のあり方や,創作と倫理の関係にも目を向けながら,今後の社会で求められる柔軟な創造力と批判的思考を育みます.


到達目標

本授業では,生成AIを活用したビジュアルコミュニケーションのための技術と理論,およびその価値を学びながら,その可能性と多様性を探求するためAdobe IllustratorとPhotoshop,およびFireflyを用いて自身のアイデアをビジュアルとして制作し,他者に伝えることができるようになることを目標とします.ラーニング・アウトカムの「実学に基づく専門能力」,および「問題解決力」を養います.


授業方法

本授業は,生成AIを活用したビジュアルコミュニケーションの技術と理論を,Adobe Illustrator,Photoshop,Fireflyを用いた実践的演習を通じて学びます.
AIツールはアイデアを加速させる強力なパートナーであり,その可能性を引き出すためには人間側の技術と判断力が不可欠です.
演習は講義実験棟のPCルームを中心に行い,大学設置PCと自身のノートPCを併用して進めます.プロンプト設計や画像編集,複数ツールの連携などを体験的に学び,最終課題では各自のテーマに沿った作品を制作します.

最終回にはプレゼンテーションを行い,創造性と論理性の両面から成果を評価します.


履修上の注意

演習で使用するソフトウェアは,日常から頻繁に使用する(トレーニングする)ようにしてください.
授業で解説する手法は,授業以外の時間にも自己学習で身につけること.


準備学習

復習は必ず行うこと.また,適宜課題を課しますので,必ず次回の授業までに行ってくること,
および事前調査を行うこと.


成績評価方法

毎週提示する達成目標課題と中間課題,および最終課題をそれぞれ20%・40%・40%の割合で総合成績に反映します.60点以上を単位認定要件とします.


教科書

特に指定はしません.授業に必要なものはデータとして配布します.


参考書

特に指定はしません.授業に必要なものはデータとして配布します.


授業計画

第1回:導入と生成AIの基礎理解
第2回:Fireflyによるビジュアルアイデアの発想法
第3回:PhotoshopによるAI画像の編集と再構成
第4回:Illustratorによるグラフィック展開
第5回:AIと人の協働によるストーリービジュアル
第6回:最終課題制作(構想・試作)
第7回:最終課題プレゼンテーションと講評



What's New

  • 【学内・メディア学部2年生・3年生向け】2024年度前期「先端メディア学・ゼミナール:先端 Procedural Animation」の説明会情報を公開しました.詳細は「授業に関して」ページから,先端メディア学・ゼミナールのページをご覧ください.
  • 菊池研究室2015年度卒業生・宮脇巧真君の卒業研究作品「Crossing Tokyo」が,「第20回文化庁メディア芸術祭」において「審査委員会推薦作品・エンターテインメント部門」に選出されました.詳細はこちらをご覧ください.
  • 論文「セマンティックスコア法による映画予告編映像制作手法」が,芸術科学会論文誌 Vol.15,No.4 に採録されました.詳細はこちらをご覧ください.
  • 菊池研究室からの研究論文が平成27年芸術科学会最優秀論文賞を受賞しました.詳細はこちらをご覧ください.
  • 論文「水中砂塵のプロシージャルアニメーション」が,芸術科学会論文誌 Vol.15,No.2 に採録されました.論文はこちらからご覧いただけます.
  • 論文「ミニチュア映像におけるミニチュア感要素の抽出と観察者の感性との相関に関する研究」が,芸術科学会論文誌 Vol.15,No.1 に採録されました.論文はこちらからご覧いただけます.

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